皆様、こんにちは!
今日、ご紹介する映画は『蝶の眠り』です。日韓映画なのですが全編日本語です。大学で講師をする小説家と韓国からの留学生の愛のお話。
画像出典:公式サイト
CAST
- 松村涼子:中山美穂
- チャネ:キム・ジェウク 他
あらすじ
作家として成功を収めた50代の松村涼子は充実した日々を送っていたが、ある日アルツハイマー病だとわかり、自らの死と向き合うために小説以外のことに挑戦しようとする。大学で講師を始めた彼女は、学校の近所の居酒屋で韓国人留学生チャネと出会う。チャネは、彼女の執筆活動をサポートすることになり……。(引用元:シネマトゥディ)
みどころ
画像出典:나비잠
元々、韓国ドラマや映画が好きで、この映画に出演しているジェウクさんが好きだからという理由で観たのですが…とても良かったです。
アルツハイマーの小説家で大学で日本文学を教えている松村涼子は、バツイチで家族がいない。
自宅で飼っているワンちゃん「とんぼ」との二人暮し。
ある時、居酒屋で出会った韓国からの留学生チャネにとんぼの散歩をお願いするところからストーリーは動き出します。
ちなみに「蝶の眠り」とは韓国語で『나비잠(ナビチャム)』と言います。
両手を挙げて寝ている姿(赤ちゃんとか)のことだそうです。
画像出典:나비잠
涼子は、病気でこれからとんぼの世話も出来なくなる。
そして、小説も書けなくなる。
そんな思いからチャネにとんぼの世話だけでなく小説を書き上げるまで手伝って欲しいと申し出て、自宅に住まわせるようになる。
いつしか、涼子が病気と知ったチャネ。
小説家の先生としてでなく、一人の女性として涼子に惹かれていくのだが…。
二人の年齢差や環境、そして涼子がアルツハイマーという点で離れてしまう。
この映画のラストシーンとは?
画像出典:나비잠
チャネを演じたキム・ジェウクさんは、幼少の頃父親の仕事の関係で日本に数年住んでたため、日本語がかなり上手いです。
いろんな韓国ドラマで日本語を披露しているのですが、その辺の日本の俳優さんよりセリフが上手いです。
彼について誰かが「韓国に戻ってからも日本語に触れるように努力していないとあれほど喋れないだろう」と書いてました。
努力家な彼の一面でもあります。
病気の涼子を演じた中山美穂さん。
どこか悲しげな表情が上手く、マッチしてたなーという印象です。
私は最後のチャレの涙がこの映画を綺麗にまとめたのでないかと…思います。
機会がある方は、ぜひ観てください。