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避難勧告4発令のため、避難していた話

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皆様、こんにちは。

私の家は、河川の近くで…それでいて1階に住んでいます。
ということで、避難していたよ!のお話です。

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先月の台風15号

まず、台風15 号の被害がとても大きかったですよね。

私の住む地域は特に大きな被害はなかったものの、避難勧告3が発令。
高齢者は、積極的に避難してくださいというものでした。

なので、台風15 号のときは、自宅待機。
自転車を玄関に片付けるくらいで済みました。

やって来た!台風19号

大型で数十年に一度来るかどうかな台風がやって来る!

2、3日前から準備を始める人が多い中…私は特に準備をせず、まぁ…どうにかなるよ!と思って当日を迎える。

午前10 時30分、自治体が避難勧告3を発令!
高齢者と、速やかに避難できない人は避難所へ!というもの。

あっ、ちょっとやばいかな?と思い始める。
何故なら、台風が東京に来るのは夜の9時。
午前中に避難準備のアナウンスがあるとは…ちょい焦る。

午後に入って、隣の街が避難勧告4を発令!近くの河川の氾濫が予想されるとのこと。
おおお…やばい。
リュックにハンカチや大量のティッシュ。
タオルととりあえず財布を入れて準備してました。

とうとう、避難勧告4発令

午後4時30分....避難勧告4発令。
「直ちに避難しろ!」と自治体からアナウンス。

スマホもビービービービー鳴り始めたため…出来る限りのものを高い位置に置く。
パソコンは、家の中で一番高い位置の棚に置いた。
その他は、ローテーブルの上やタンスの上、ワゴンや電子レンジの上など出来る限り置いた。

そして、水筒にお茶を入れて出発。
近くのご家族達もカッパをかぶって移動中。

私もカッパをかぶって避難所へ!
※夜8時には、避難勧告5が発令しました。

避難所到着

避難所(近所の中学校)では避難者の受付をしていた。

名前や住所でも聞かれるのかと思いきや、避難する人数のみ。
「1人です」と言って3階へ移動。

受付までに要した時間は1時間弱。
雨に濡れた人たちが密集。
じめじめむしむしした状況の中、私の前に立っていた少年が台風に関係ないインスタを見ている様子。

呑気で羨ましい。
というか、人のスマホを覗くな!私も…。

ペットは禁止!

避難する前にTwitterで「避難所に連絡したらペット禁止と言われた。避難できない。」というのを目にしていました。

避難所に行ってみると小型犬を連れて来ている方がちらほら。
ボランティアのスタッフの方に「ペットがいらっしゃる方はこちらへ」と言われている。
ペットは入れられないので...1階で待機してくれということらしい。
理由は、避難者の中にアレルギーがある人がいる可能性のため。

なんか病気を発生したときに、ボランティアの人達では対応できないと...。
そりゃそうだ!
ペット禁止の理由も頷ける。

じゃぁ、どうすればいいのか...。
もし、今後同じような事態が起きたときは...体育館はペットがいる家族!とか、最初からペットも同じく待機できる場所を作るべきだと思いました。

だって、ペットも家族だもの!!

助け合い精神ある人・ない人

まず、ない人から…。
避難所で、私の近くに高齢者2人いたんですよ。

なんか腰掛けれるような場所で私も腰掛けてました。
そしたら、体調を崩した人がそそそ〜っと、ボランティアの女子中学生に連れて来られたんですよ。

そしたら、その2人の高齢者の発言にびっくり。
「この後、人が来るから!」とその体調不良の女性を排除しようとしたんです。

中学生の子が「体調崩されたんで、少しだけです」と言って…体調不良の人は、腰掛けました。
かなりしんどそうでした。

いやいや、どう見ても急病人よ!
過呼吸みたいになってるじゃん!!

おい!年寄り!!!
確かに、高齢者の方は、優先です。

でも、こんな息が苦しそうな人に座るな!ってよく言うな…。
呆れてしまった。
こんなこと言うと失礼だが、顔が意地悪そうな人でした。

では、助け合い精神ある人の話。
ちょっとして家族の組に挟まれて休憩してました。

かぶって来たカッパをティッシュで拭きだした私に...左隣の家族のおじ様が箱ティッシュを出してくれて「これ使っていいよー。」って!
優しい(´;ω;`)

しかしながら、ここぞとばかりにポケットティッシュを持って来てたので、自分のティッシュで拭きました。

その後、ボランティアの中学生が毛布を配ってたのですが、私は辞退したんですよ。
これからまだまだ避難に来るかもしれないし、私普通に元気だったので。

そしたら、右隣の家族のお母さんに「私達レジャーシートあるから、どうぞって!」
優しい(´;ω;`)

でもでも、その家族小さい子供がいたので辞退。
私、元気なんで!

助け合いが心に染みる。

午前1時帰宅

台風は、23時にはだいぶ収まり自宅に帰る人がちらほら。

私も帰ろうかな…お腹すいたし(みんな、おにぎりやカップ麺食べてて羨ましくなる)川は氾濫したけど…堤防を超えることなく、浸水は免れました。

河川敷にあるグラウンドとかはすっぽりだったみたいだけど、家は飲み込まれなかったので、とりあえず安心しました。

ただ、まだ雨が降っていたので...仮眠。
23時半~0時45分まで寝てて、外を見たら雨が止んでいたので帰宅。

家の中に水も入ってきてなくて、無事でした。

あとがき

私の自宅の付近の河川は決壊しなかったし、停電もしなかったので...まったく被害はなく。
1時には家に到着して、ご飯を食べて寝ました。
朝起きたら、すっかり晴れてて...昨日の恐ろしい夜は一体何だったのか...と思うほど。

TVを付けると、被害の大きさに愕然。
避難しなかった方が亡くなったり、運転してた人が車ごと流されたり...。
足が悪くて避難できない人もいる。
どうしても運転しなければいけない理由があった...などと、仕方がないでは済まされない事態。

道路が冠水していたり、土砂崩れだったり...。
私が無事だったから良かったでは、いけないなと思いました。

私が一つ言えるのは「大丈夫だろう」と思うのではなく、最低でも前日には飲食物の準備が必要だと思います。
動けない人は、前日から近くのホテルに宿泊するとか...あとで「心配し過ぎたね!」と思ってもいいんです。

命を守ることが、大優先!
そう思う台風19号でした。