皆様、こんにちは！
今日、ご紹介する映画は「ラーゲリより愛を込めて」です。今日から全国公開で、朝一で観てきました。
沢山の方に観ていただきたいので、早速記事にしました。ぜひ、一読ください。
あらすじ
第2次世界大戦が終結した1945年。シベリアの強制収容所では、ソ連軍の捕虜となった山本幡男ら多くの日本軍兵士たちが収容されていた。わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる彼らに、山本は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」と訴え続ける。山本の信念と仲間を思う行動に勇気づけられる捕虜たち。8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じる山本だったが、その体は病にむしばまれていた。
（引用元：Yahoo!映画）
出演
山本幡男：二宮和也
山本モジミ：北川景子
松田研三：松坂桃李
新谷健雄：中島健人
相沢光男：桐谷健太
原幸彦：安田顕 他
みどころ
内容は、たくさんの方に観てもらいたいので、ほぼネタバレなしでいこうと思います。
あらすじに沿って、感動したということをしつこく書こうと思います。＾＾
幡男は、妻モジミと子供4人に再度日本で落ち合おうという約束をし満州で別々に…その後ソ連軍に捕まりシベリアに連れていかれ、強制労働をさせられる。
大した食糧も与えられず、やせ細っていく捕虜たち。
何人もの人が亡くなるのですが、みんなガリガリでエキストラ集めも大変だっただろうと…作品の完成度に驚くばかりです。
空襲の映像もCGだと思いますが、かなり力を入れていて、銃の音や爆発の音にびっくりするシーンも多く、迫力がすごかったです。
沢山の方が亡くなって、殺されて、そして生きる希望を失った人に対しても「生きろ！」という幡男の姿に涙が止まらなかったです。いつか日本でまた家族と一緒に生活できることを願い続けた幡男は、どこまでも道義を忘れない、人として生きる、人間の心を持ち続けていて、仲間を励まし続けて、胸が苦しくなるシーンが沢山あります。
金スマで二宮さんが言ってた話なのですが、二宮さんのおじい様はシベリアに捕虜で連れていかれていたそうで…二宮さんはこの作品に出るべき人だったんだろうと思いました。
あの人ってすごいですよね。アイドルじゃなくて、本当に俳優さんですよね。
病に侵されるシーンでは、かなりやつれていて、それでいて声があんまり出ていなくて、このシーンを演じるとき本当に病気だったんじゃないか…と思ってしまうほどでした。
戦争は終わったのに、日本人をありとあらゆる理由を並べ捕虜に、死ぬまで奴隷のように扱う人間がこの世に存在したということに吐き気がしました。
中でも中島健人さんが演じた新谷の捕虜になったいきさつが、マジであり得ません。
最後に、山本モジミさんを演じた北川景子さんも素晴らしかったです。
シーンは、少ないのですが…笑顔で子供たちを育てる姿は沢山のお母さんたちに観て欲しいと思いました。母は強し、という姿を沢山見せてくれました。
コロナ禍で製作された作品とは思えません。
素晴らしい！その一言です。ご興味ある方は、ぜひスクリーンで観てください。
ちなみに涙だけじゃなくて鼻水もめちゃくちゃ出ちゃったので、ハンカチよりもティッシュを所持して見に行くことをおススメします。
