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映画「Mother」を見て精神的に病んだ話

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皆様、こんにちは!
今日、ご紹介する映画は『Mother』です。

実話を元に制作された作品で、見終えた今も胸が痛く、こんな母親が存在するなんて恐ろしいな…と思う今日この頃です。

©2020「MOTHER」製作委員会

あらすじ

男にだらしなく自堕落な生活を送るシングルマザーの秋子は、息子の周平に異常に執着する。秋子以外に頼れる存在がいない周平は、母親に翻弄されながらもその要求に応えようともがくが、身内からも絶縁された母子は社会から孤立していく。やがて、17歳に成長した周平は凄惨な事件を引き起こしてしまう。
(引用元:シネマトゥディ)

出演

  • 三隅秋子:長澤まさみ
  • 周平:奥平大兼/(幼少期:郡司翔)
  • 川田遼:阿部サダヲ
  • 高橋亜矢:夏帆
  • 宇治田守:皆川猿時  他

みどころ

©2020「MOTHER」製作委員会

見どころは、もちろん主演の長澤まさみさんの怪演だと思います。

長澤さんが演じた秋子という女はとんでもない母親で、見てるこっちが胸糞悪くなるほどでした。なんだ、この女!って感じ。

男にだらしなく、働きもせず、両親や妹に金をせびり、知人の男性に脅迫まがいのことをして金を巻き上げる…くそ女(言葉が汚くて、本当にごめんなさい)。こんな人間が存在するなんて恐ろしい世の中だ…。

これが、実話だというのだから驚きですよ。
両親も普通で、その両親に育てられた妹も普通なのに…なんでこんな恐ろしい怪物が生まれてきて、そしてまともに育てられないのに子供を2人も産んで…許せない。

まだフィクションならいいが、実際に起きた事件で…秋子が息子の周平に祖父母(秋子の両親)を殺して、金を持ってこいと言うシーンなんか…見てて、まじでイライラ。
そして、本当に母親の言うとおりに祖父母を殺してしまう。

見てて、しんどかったです。

©2020「MOTHER」製作委員会

周平は、懲役12年(実際の事件は15年)を言い渡され、母親の秋子は執行猶予(実際の事件は懲役4年6月)がついた。

この事件は、2014年の事件なので実際の事件の母親は、もう出所しているということですね。怖いっ。普通に怖い…。

殺害された祖父母ももちろん可哀想ではあるが、こんなひどい環境で育てられた周平も可哀想だと…。というか、可哀想という言葉ではなく「悲惨」「不憫」…いや、言葉で片づけられないほどです。

役者さんの話をすると、こんな役を演じて、心が病まないのかな…と心配になります。長澤まさみさんだけじゃなく、息子役を演じた子たちや、阿部サダヲさんも。
阿部さんが演じた川田のことも、最初から最後までずっとイライラしながら見てました。役者ってすごいな、と本当に思う作品です。

精神的に来るので、もう一生見ない映画です。それに、見た事ない人におすすめもしない映画です。でも、どんな事件だったのか…長澤まさみさんの狂気な演技を見たい方は、ぜひ見て欲しいと思います。

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